雑誌『広告』

博報堂が発行する雑誌。「いいものをつくる、とは何か?」を思索する“視点のカタログ”として2019年にリニューアル創刊。クリエイティブディレクター/プロダクトデザイナーの小野直紀が編集長を務める。最新号の特集は「虚実」。

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  • 『広告』虚実特集号 全記事公開

    2022年3月1日に発行された雑誌『広告』虚実特集号(Vol.416)。そのすべての記事を5月19日より順次公開していきます。各記事とも公開後24時間限定で無料でご覧いただけます。

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    『広告』虚実特集号に関わりの深いゲストをお招きして開催するトークイベントについての情報をお知らせします。

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『広告』最新号(特集:虚実)、発売! 不確かで多様な現実ともののあり方を考える全24記事

こんにちは、『広告』編集長の小野です。 2018年の夏頃に編集長を引き受けてから、3年半ちょっと。月日が流れるのはとてつもなく早い、そう感じる一方で、出版ペースは相変わらずゆっくりな雑誌『広告』です。 当初の企画書に書かれていた今号の発売予定は10月でした。最初から、なんだかんだで12月くらいになるかなとは思っていました。でも、蓋を開けてみたら「なんだかんだ」が多発し、結局3月に……。 前号までは、設定した発売日がどんどんずれていくことに、後ろめたさや焦りを感じていたの

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    • 107 なぜ人はものをつくるのか 〜 認知考古学から見る古代の「もの」と「ものづくり」

      「もの」にまとう何か現代の「ものづくり」の多くは、ビジネス・産業・経済において「儲ける」ための手段として位置付けられている。市場経済で大量生産される「もの」は、実用的な機能だけでなく、装飾やブランドなど非実用な付加価値のようなものをまとい、差異化を図る。それは、生活者にとって機能や価格と同様に、購買するときの選択の基準にもなっている。 市場経済のなかで、付加価値のような何かをまとっていない「もの」を見つけることは難しい。「もの」はいつから、何かをまとうようになったのか。 そ

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      • 106 聖なるものづくり、聖なるブランディング

        近年、世界的に宗教を信じる人が減少しており、日本では「自分は無宗教だ」と考える人が半数を超えると言う(※1)。その一方で、ビジネスの世界では、マーケティングの領域で宗教をメタファーとして使うことも多い。ものがあふれ、技術力や価格による競争で差をつけることが難しいいま、顧客の共感を集め信頼によって価値を高めるブランディングが有効だと考えられているからだ。 神仏や自然のような大いなるものに畏敬の念を抱き、聖性を感じて祈る宗教と、人間の「信じる」領域にまで踏み込むマーケティング。

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        • 現代の広告における虚実皮膜とは

          クリエイティブディレクター 清水恵介 × 福部明浩 × 細川美和子 × 編集者・銀河ライター 河尻亨一 『広告』虚実特集号イベントレポート 虚と実が入り混じる現代の広告やコンテンツ河尻:雑誌『広告』に、「広告にとっての虚実とは?」という文章を寄稿しました。何がホントで何がフェイクかわかりづらいこの時代、そのテーマを掘り下げることは重要だと思います。そもそも昔から、広告というビジネスには世間的に「虚業」というイメージが付きまとうんですね。それはなぜなのか? 世界の最新動向に

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                • 105 広告に見る虚実 〜 “MAD MEN”と“GOOD PERSONS”のあいだ

                  広告は“虚業”だと言われる。実体のないイカサマのような商売ということだ。筆者を含め関係者にとってうれしくない話だが、これは実話である。 なんとなくそうだと思っていた人も、ものは試しだ。「広告・虚業」で検索してみてほしい。耳の痛い情報が山ほどヒットするだろう。 読んでいくと興味深い。ある情報によれば、広告代理業は虚業どころか、世の中の“黒幕”なのだと言う。社会を裏側から牛耳っているらしい。 「そこまでの実力、あっただろうか?」 長年この業界に接している者なら首をかしげて

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                  • 104 消費のためのデザイン

                    多くの職業のうちには、インダストリアル・デザインよりも有害なものもあるにはあるが、その数は非常に少ない。 これは1971年に発行されたヴィクター・パパネックによる『生きのびるためのデザイン』の冒頭の一文である。産業革命以降、デザインは市場経済の名のもと消費者や企業の欲望に形を与え、利益を生みだす手段として使われてきた。しかし、1970〜1980年代には、経済発展を遂げた欧米や日本において、消費社会に過度に加担するデザインのあり方に疑問符が突きつけられた。 1990〜200

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                    • 103 『消費社会の神話と構造』と現代の消費 〜 記号学者 石田英敬 インタビュー

                      フランスの思想家、ジャン・ボードリヤール(1929〜2007年)が『消費社会の神話と構造』を出版したのは、いまから半世紀前の1970年だった。ここで書かれた「記号消費論」は、世界でもてはやされ、日本でもバブル経済に浮かれていた1980年代から1990年代にかけて消費を理解するための理論として流行した。 「人々はものを消費するのではなく、記号を消費する」という概念は、いまの時代でも通用するように思えるが、そもそもこの理論はどのような背景から生まれたのか。そして、この半世紀に起

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                      • 102 空想する力と創造する力 〜 発達心理学と脳科学から考える

                        プロローグ ── 4歳の子どもの夢は「チーター」だったある日、4歳の息子に「将来、何になりたい?」と尋ねてみると、彼は「チーターになりたい」と言った。運動会を目前にして、地球上でもっとも速く走る動物に憧れたようだ。1カ月ほど経ってから同じ質問をしてみると、今度は「むし」と答えた。「大きくなったらなれると思う?」と尋ねると「なれないよ。むしは小さいから」との返事。しかし、ハロウィンで変装したドラキュラには「なれる」らしい。「衣装を持ってるからね」と理由を教えてくれた。わが家の4

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                        • 101 芸名の歴史とその特質

                          映画『ボヘミアン・ラプソディ』のなかにこんなシーンがある。レコード会社からの連絡を受け、華々しいデビューが決まった主人公ファルーク・バルサラは、家族・友人らに向かって高らかに宣言する。「僕は今日からフレディ・マーキュリーだ」。移民の家系で育った少年はその後、世界的なスターとなっていく。 後年、彼のバンド「QUEEN」の曲から生まれたスターもいる。デビュー前の歌い手であった女性、ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタは、QUEENのヒット曲「Radio Ga

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                          • 100 ポップ・ミュージックの虚実 〜 歴代のポップ・アイコンはどのようにつくられたか

                            ポップ・ミュージックの世界にはたくさんの「虚実」が存在している。アイコンたるスターの誕生には、“実”から“虚”を生むことが不可欠だ。そして、幻想や妄想、あるいは勘違いが、いつしかリアルな表現やムーブメントを生むことも少なくない。本稿では、長年ポップ・ミュージックを観察し、その現場に立ち会ってきた編集者/音楽評論家の田中宗一郎氏と筆者・照沼健太が、ポップ・ミュージックの歴史を彩ったアイコンたちがどのようにつくられたのかを語り合い、“ポップ・ミュージックの虚実”についていくつかの

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                            • 99 写真と現実の不一致 〜 ぼんやりとした虚実・信じることの怠惰

                              なぜ「真実を写す」と信じているのか?「おいふざけんな、地震のせいでうちの近くの動物園からライオン放たれたんだが 熊本」 これは、2016年の熊本地震発生直後に20代の男性が、ライオンが市街を歩く写真とともに投稿したツイートである。写真は南アフリカで撮影されたもので、熊本でライオンの脱走の事実はなかった。しかしツイッター上では広く拡散され、余震が続くなか動物園に問い合わせの電話が相次いだと言う。 2016年熊本地震発生時、デマのツイートが拡散された。実際の写真は、映画の撮影

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                              • 98 アンリアルな風景 〜 CG作品『Waiting for』から考える

                                イントロダクションこのテキストでは、技術的な新規性が注目されやすいCG(コンピューター・グラフィックス)に対して、そのメディア固有の表現についての考察、すなわちCGの表現論を立ち上げることを目的としている。その背景には、アーティストとして活動している筆者が、2021年に初めてCGアニメーション/ナレーション・パフォーマンス作品の『Waiting for』を制作・発表したことがある。 原田裕規『Waiting for』(2021年) このテキストの内容は、同作の制作過程で書

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                                • デザインにおける物理と非物理の間

                                  グラフィックデザイナー 上西祐理 × 建築家 大野友資 × ウェブデザイナー 田中良治 『広告』虚実特集号イベントレポート 3月1日に発売された雑誌『広告』虚実特集号にかかわりの深い方々をお招きし、オンラインでのトークイベントを開催しました。今回は、3月16日にSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)の主催で行なわれたイベントレポートをお届けします。建築やグラフィックをはじめ様々な領域のデザインにおいて、コンピューターで制作することがあた

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                                  • 97 建築における「ただならなさ」

                                    背もたれの壊れかけたバスに揺られ、ポルトガルの内陸独特の湿った草原を羊の群れを追い越しながら進んでいく。するとある地点を境に、遠い年月を想わせる角の取れた巨大な岩が地面にゴロゴロと現れはじめる。少し離れて、その丸まった巨岩をたっぷりと載せた山が見える。ポルトガルの真ん中を走るエストレーラ山脈の一部だ。その山をぐるりと回り込むようにして登っていくと、バスはモンサントの村に到着する。 巨大な岩に囲まれたモンサントの村 画像:筆者撮影 ほかのポルトガルの小さな村と同じように、こ

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                                    • 96 衣服と人間の関係史 〜 つくること、買うこと、借りること

                                      1.はじめに── 4つの衣服の歴史形態夏目漱石の有名な『吾輩は猫である』のなかに、つぎのような文章がある。 衣服はかくの如く人間にも大事なものである。人間が衣服か、衣服が人間かという位重要な条件である。人間の歴史は肉の歴史にあらず、骨の歴史にあらず、血の歴史にあらず、単に衣服の歴史であると申したい位だ。(※1) 人間の歴史とは衣服の歴史であり、また衣服の歴史とは人間の歴史そのものである。漱石は猫の吾輩をしてこのように語っている。衣服とは人間の誕生以来、生きるうえで決して欠

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                                      • 95 プロレスとは何だろうか?

                                        「絵ですね。作品です。頭のなかのビジョンには絵があるんですよね、確実に。究極まで追い込まれて、初めて絵になっていくような気がするんですよね」 1980年代に女子プロレスの一大ブームを巻き起こした、クラッシュギャルズのひとり、長与千種の言葉だ(※1)。1985年8月28日、大阪城ホールにてダンプ松本vs長与千種による「敗者髪切りマッチ」が決行された。極悪同盟対クラッシュギャルズ、わかりやすいヒール(悪役)対ベビーフェイス(善玉)の対決だが、勝利したのは、ダンプ松本だった。当時

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