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『広告』文化特集号 全記事公開

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2023年3月31日に発行された雑誌『広告』文化特集号(Vol.417)の全記事を公開しています。 (2023年8月24日追記)「124 ジャニーズは、いかに大衆文化たりうるの… もっと読む
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記事一覧

135 「共時間(コンテンポラリー)」とコモンズ ~ ミュージアムの脱植民地化運動とユ…

はじめに文化は誰のものなのか。本稿ではこの問いをミュージアムの領域から考えたい。「ミュ…

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文化の差異と共通性 〜 世界の「赤」は、こんなに同じでこんなに違う

色彩学者 日髙杏子 × 『広告』編集長 小野直紀 『広告』文化特集号イベントレポート 「赤か…

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134 風景から感じる色と文化

色で感じる文化コロナ禍で海外に行くことも、人が来ることも少なくなったが、「文化」を感じ…

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133 「ことば」が「文化」になるとき ~ 言語学者 金田一秀穂 × 『広辞苑』編集者 平…

「ことば」の限界を知らないといい文章は書けない。いい文章に限らず、いい映像、いい器など、…

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132 未知なる知を生み出す「反集中」

0. 序いまから700万年前にその祖先となる種が誕生して以来、人類は一度も途絶えることなく存…

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131 クリエイティブマインドを惹きつけるアップル文化の核心

「破壊」ではなく「前進」を目指すIT企業あるインタビューでのスティーブ・ジョブズの言葉が…

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雑誌『広告』
2週間前
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130 広告業界はなぜカタカナが好きなのか ~ 「いいもの」は未知との遭遇から生まれる

「いいものをつくる、とは何か?」をテーマに掲げてリニューアルした雑誌『広告』。筆者は本誌上で、これまで2回、現代の広告を考察する小論を寄稿してきた。1回目の「価値」特集号(Vol.413)では、「新しいとは何だろう?」というテーマのもと、いつの時代も通用する持続可能なブランドづくりについて考察。2回目の「虚実」特集号(Vol.416)では、イメージ化(記号の差異化)を基本戦略として大量生産と消費の歯車を回してきた20世紀型広告の発想と手法の限界について論じている。 このふた

有料
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129 流行の歴史とその功罪

「流行」の歴史は、メディアの歴史であり消費社会の歴史でもある。百貨店からマスメディア、そ…

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雑誌『広告』
2週間前
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128 経済立国シンガポールの文化事情

シンガポールは、日本人からポジティブとネガティブ、両極端のイメージを持たれることが多い国…

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雑誌『広告』
3週間前
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127 成金と文化支援 ~ 日本文化を支えてきた「清貧の思想」

秀吉は悪趣味?みなのために「よかれ」と思ってやったことが、どうにも想定していたような賛…

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雑誌『広告』
3週間前
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126 ラグジュアリーブランドの「文化戦略」のいま

2022年の国際カミングアウトデーのことだった。「カミングアウト」の真の意味にまったく無自覚…

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雑誌『広告』
3週間前
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125 ディズニーの歴史から考える「ビジネス」と「クリエイティビティ」

ウォルト・ディズニー・カンパニー(以下、ディズニー)が、世界最大級のエンターテインメント…

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雑誌『広告』
4週間前
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123 同人女の生態と特質 ~ 漫画家 真田つづる インタビュー

かつて、「大衆文化」と「サブカル」の間にははっきりと境界線があった。もともと日本では、漫…

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雑誌『広告』
1か月前
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122 文化を育む「よい観客」とは

2007年8月31日、あるPC向けDTMソフトウェアが発売された。ヤマハの「VOCALOID2」技術をベースにし、声優の藤田咲の声をサンプリングしたそのソフトは「初音ミク」と名づけられた。人気イラストレーターKEIによるキャラクターイラストがプリントされたDTMソフトとして異例のパッケージだったが、発売前から予約が入り、1カ月で15,000本を超える大ヒットとなった。 当時人気を集めつつあったニコニコ動画を舞台に、当初はネタ曲を歌わせたり、ネギを振らせてみたりといったお遊び

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