雑誌『広告』

博報堂が発行する雑誌。「いいものをつくる、とは何か?」を思索する“視点のカタログ”として2019年にリニューアル創刊。クリエイティブディレクター/プロダクトデザイナーの小野直紀が編集長を務める。最新号の特集は「虚実」。

雑誌『広告』

博報堂が発行する雑誌。「いいものをつくる、とは何か?」を思索する“視点のカタログ”として2019年にリニューアル創刊。クリエイティブディレクター/プロダクトデザイナーの小野直紀が編集長を務める。最新号の特集は「虚実」。

マガジン

  • 『広告』虚実特集号 全記事公開

    2022年3月1日に発行された雑誌『広告』虚実特集号(Vol.416)の全記事を公開しています。

  • 『広告』流通特集号 全記事公開

    2021年2月16日に発行された雑誌『広告』流通特集号(Vol.415)の全記事を公開しています。

  • 編集部員の全国書店開拓ノート

    『広告』の編集部員が全国の書店に足を運んで販路開拓を行なった記録を、順次公開していきます。

  • 『広告』虚実特集号トークイベント

    『広告』虚実特集号に関わりの深いゲストをお招きして開催するトークイベントについての情報をお知らせします。

  • 『広告』リニューアル創刊号 全文無料公開

    2019年7月24日に発行された雑誌『広告』リニューアル創刊号(Vol.413 特集:価値)の全記事を無料で公開しています。

記事一覧

53 文化的遺伝子は自由に繁殖したがる

ミームという言葉がある。これは、自分の脳内から他人の脳内へと伝達可能なひとまとまりの情報を指す。習慣や技能、物語といった文化的な情報が、ある項目として人の脳に保…

200

これからの著作権教育 〜 なぜつくり手は著作権を学ぶべきなのか

つくり手たちは、著作権にまつわる知識をどこで身につけるのか。昨今、話題になる著作権にまつわるトラブルやSNSでの炎上は、多くのつくり手たちが著作権法について学ぶこ…

金魚の街へ、本を見つけに「とほん」

編集部員の全国書店開拓ノート34 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 とほ…

52 これからの著作権 〜 法律家 水野祐 × THE GUILD代表 深津貴之 × 『広告』編集長 小野直紀

これまで著作権は、書籍、音楽、映像などメディアの拡張とともに発展してきた。そうしたなか、1970年に全面改正された著作権法は、その目的を「著作者等の権利の保護を図り…

200

デザインにおける共同著作の可能性

グラフィックデザイナー 上西祐理 × 加瀬透 × 牧寿次郎 『広告』著作特集号イベントレポート 3月26日に発売された雑誌『広告』著作特集号にかかわりの深い方々をお招き…

51 著作権管理は、音楽文化を生かすか、殺すか

朝起きるとまずGoogle Homeに話しかけ、お気に入りの曲で目を覚ます。昼休みにはSpotifyで好きなアーティストの関連音源をディグりながらランチをとり、帰宅後Twitterで新…

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53  文化的遺伝子は自由に繁殖したがる

53 文化的遺伝子は自由に繁殖したがる

ミームという言葉がある。これは、自分の脳内から他人の脳内へと伝達可能なひとまとまりの情報を指す。習慣や技能、物語といった文化的な情報が、ある項目として人の脳に保存されるときの一単位、それがミームだ。これは、1976年に発表されたリチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』(紀伊國屋書店)のなかで、初めて「文化的遺伝子(ミーム)」という概念として提示された。

ミームがヒトの脳から別のヒトの脳へ伝達さ

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これからの著作権教育 〜 なぜつくり手は著作権を学ぶべきなのか

これからの著作権教育 〜 なぜつくり手は著作権を学ぶべきなのか

つくり手たちは、著作権にまつわる知識をどこで身につけるのか。昨今、話題になる著作権にまつわるトラブルやSNSでの炎上は、多くのつくり手たちが著作権法について学ぶことなく、現場の経験則でものづくりをしていることも原因のひとつかもしれない。そこで、メディアプロデュースや創作表現など、つくり手を目指す学生たちに知的財産権を教えている弁護士の鈴木恵美氏と、ファッション・ローを専門とし、アパレル企業やアパレ

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金魚の街へ、本を見つけに「とほん」

金魚の街へ、本を見つけに「とほん」

編集部員の全国書店開拓ノート34

販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。

とほん @奈良県大和郡山市
わおん書房さんがある福井県からサンダーバードに乗って関西へとやってきました。この日お伺いしたのは奈良県北部の大和郡山市にある、とほんさん。

最寄りである近鉄郡山駅からお店までは歩いて約7分。昔ながらの街並みが

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52 これからの著作権 〜 法律家 水野祐 × THE GUILD代表 深津貴之 × 『広告』編集長 小野直紀

52 これからの著作権 〜 法律家 水野祐 × THE GUILD代表 深津貴之 × 『広告』編集長 小野直紀

これまで著作権は、書籍、音楽、映像などメディアの拡張とともに発展してきた。そうしたなか、1970年に全面改正された著作権法は、その目的を「著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与すること」と明記した(第一条)。それからおよそ半世紀、インターネットやスマホという新しいメディアの普及、新しい技術の登場によって、誰もが簡単に創作し、複製し、流通させることができる環境が急速に実現した。この急激な

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デザインにおける共同著作の可能性

デザインにおける共同著作の可能性

グラフィックデザイナー 上西祐理 × 加瀬透 × 牧寿次郎
『広告』著作特集号イベントレポート

3月26日に発売された雑誌『広告』著作特集号にかかわりの深い方々をお招きし、オンラインでのトークイベントを開催しました。今回のゲストは昨年のリニューアル創刊以降、『広告』のエディトルアルデザインをご担当いただいている上西祐理さん、加瀬透さん、牧寿次郎さん。『広告』のデザインはこの3人がフラットな立場で

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51 著作権管理は、音楽文化を生かすか、殺すか

51 著作権管理は、音楽文化を生かすか、殺すか

朝起きるとまずGoogle Homeに話しかけ、お気に入りの曲で目を覚ます。昼休みにはSpotifyで好きなアーティストの関連音源をディグりながらランチをとり、帰宅後Twitterで新譜を探しては寝る前にまどろみながら聴く。また、2018年に公開された映画『Bohemian Rhapsody』にいたく感激&感化されたこともあり、今年の初めにインディーズバンドを結成し曲をつくり始めた。暇を見つけては

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