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編集部員の全国書店開拓ノート

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『広告』の編集部員が全国の書店に足を運んで販路開拓を行なった記録を、順次公開していきます。
運営しているクリエイター

#博報堂

ものづくりの街で、地域と人の魅力を発信する「SANJO PUBLISHING」

編集部員の全国書店開拓ノート48 SANJO PUBLISHING @新潟県三条市 東京駅から上越新幹線で燕三条駅まで約2時間。燕三条地域はものづくりの街で、とくに金属加工で知られているというだけあって、駅構内には大きなナイフとフォークのオブジェが展示されています。この周辺では毎年「工場の祭典」という、製造現場の見学や作業体験ができるイベントがあるのですが、数年前にプライベートで参加し、とあるカトラリー製造会社の社長の熱い言葉に涙した思い出も。 さて、この燕三条駅からさら

新潟で本好きたちに愛され続ける「北書店」

編集部員の全国書店開拓ノート47 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 北書店 @新潟県新潟市 北書店への道のりは、新潟駅からバスで15分ほど、新潟市役所本館の前で下車します。このあたりは「医学町通(いがくちょうどおり)」というちょっと変わった町名で、市役所前の大通りに面したマンションの1階に、控えめな看板が見えたらそこが北書店です。 看板には「にいがた まち くらし ほん」の文字。い

三茶の喧騒からちょっと離れて。屋上のある隠れ家的本屋「twililight」

編集部員の全国書店開拓ノート46 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 twililight @東京都三軒茶屋この日は三軒茶屋にある「twililight」を訪問しました。初めて降り立つ“三茶”の町を、お店の訪問前にちょっと探検。三角地帯と呼ばれる居酒屋街や路地裏を歩いてみると、個性的で小さなお店がみちみちと並んでいてわくわく。少し散歩するだけで、のんべえ向きな町とわかります。さて寄り道

りんごから本へ。神保町愛がつまった憩いの場「BOOK SHOP 無用之用」

編集部員の全国書店開拓ノート45 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 BOOK SHOP 無用之用 @東京都神保町 「世界最大の本の街」とも言われる神保町。専門の古書店、新刊書店など100軒以上の書店が軒を連ねます。今回はそんな神保町にある「BOOK SHOP 無用之用」を訪問しました。神保町駅A7番出口を出て、老舗喫茶店の「さぼうる」の前をとおり、すずらん通りへ。ここは文豪たちが通っ

和歌山カルチャーを支える「本屋プラグ」

編集部員の全国書店開拓ノート44 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 本屋プラグ @和歌山県和歌山市本屋プラグは南海本線の和歌山市駅より徒歩10分、JR和歌山駅からはバスを使って10分ほどの場所にあります。同じ駅では……? いいえ、違うんです。「和歌山市駅」と「和歌山駅」このふたつの駅はけっこう離れていて(徒歩だと40分!!)間違えると大変なことになるのです。 今回は和歌山市駅から徒

ヤギと暮らす旅好き店主が見せる本の世界「OLD FACTORY BOOKS」

編集部員の全国書店開拓ノート43 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 OLD FACTORY BOOKS @和歌山県海南市この書店を知ったのは、和歌山で陶芸作家をしている友人のインスタグラムに登場していたのがきっかけでした。和歌山県で『広告』を取り扱っていただける書店を探していたので、さっそく友人に紹介してもらい店主の助野さんに連絡を。お店を訪問し、直接流通特集号のご案内ができることに

本を愛する人の聖地「恵文社一乗寺店」

編集部員の全国書店開拓ノート42 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 恵文社一乗寺店 @京都府恵文社一乗寺店は、リニューアル創刊号で初めてトークイベントを行なった、編集部にとって思い出の書店です。この一乗寺というエリアは、京都市の北東部にある左京区にあります。ちなみに地図上では右側にあるのに左京区なのは、平安時代に“君主は北を背に、南に向かって君臨し政務を司る”としていた名残で、左右が

山の上で店主の偏愛本と出会う「問tou」

編集部員の全国書店開拓ノート41 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 問tou @長野県「株式会社NSI」を訪問後、支店長の伊藤さんに長野駅まで車で送っていただいたおかげで、この日のタイムスケジュールがググッと縮まりました。駅ビル内にある「信州蕎麦の草笛」にて伊藤さんおすすめのくるみ蕎麦を食し、満腹になった私が次に目指すのは「問tou」。リニューアル創刊号からお取り扱いいただいているも

“届ける”のプロ集団「株式会社NSI」

編集部員の全国書店開拓ノート40 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 NSI @長野県今回は書店ではなく、流通特集号で取次としてご協力いただいた「株式会社NSI」をご紹介します。新聞や出版物の流通、その他あらゆるものの物流や商品管理をされている会社で、本社は新潟県なのですが、私たちがお世話になっているのは長野県長野市にある長野営業所。 初めてご連絡をしたのは2019年。『広告』著作特

焼き物の街、益子で代々続く「添谷書店」

編集部員の全国書店開拓ノート39 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 添谷書店 @栃木県都内から栃木県芳賀郡益子町までは3時間弱。関東鉄道常総線の下館駅から真岡(もおか)鉄道に乗り換え益子駅へと向かいます。土日であればこの路線はSLが運行してるのですが、この日は平日。昨年大人気だった某アニメを思わせる緑と黒の市松模様の列車に乗車。のどかな風景をガタゴト揺られながら40分。目的地の益子駅

レトロビルで問う、考える「toi books」

編集部員の全国書店開拓ノート38 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 toi books @大阪府大阪市この日訪問したのは大阪市の本町駅からすぐの「toi books」。たくさんの路線が乗り入れている本町駅ではなんども迷子になったことを思い出しながら、最寄りである堺筋線11番出口へ。お店があるのはちょっとレトロなOSKビルの2階です。 ビルの中に入るとおもしろい壁を発見。ここにはカフ

大阪の広告業界を裏で支える「まや書店」

編集部員の全国書店開拓ノート37 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 まや書店 @大阪府大阪市博報堂の関西支社から一番近くにある書店さん、それが「まや書店」さんです。御堂筋線・京阪電車の淀屋橋駅から土佐堀川を眺めながら歩きます。決して美しい川とは言えないけれど、思い出のあるお気に入りの道です。川沿いの大きなビルの地下にお店はあります。 まや書店さんを訪問したのにはこんな経緯が。リニュ

“ぬったり”のゆったり空間で見つける自分だけの一冊「BOOKS f3」

編集部員の全国書店開拓ノート36 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 BOOKS f3 閉業 @新潟県新潟市新潟県新潟市の中央より少し東側に「沼垂」(ぬったり)という町があります。かつては市場として賑わっていた場所が5年ほど前から、新しいお店が次々オープンし、現在は「沼垂テラス商店街」として賑わいを見せています。そんな“ぬったり”にある書店「BOOKS f3」(ブックスエフサン)を訪問

スパイス香る古民家で出会う雑貨と本「small works apartment. hen」

編集部員の全国書店開拓ノート35 販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。 small works apartment. hen @奈良県大和郡山市 奈良県大和郡山市にあるとほんさんをあとにし、店主の砂川さんがおすすめしてくれた「K COFFEE」さんでひと休みすることに。ガソリンスタンドの跡地を利用したレトロなお店の前には、お客さんが談笑しながらコーヒーを楽しんでいます。メニューのなかから