133 「ことば」が「文化」になるとき ~ 言語学者 金田一秀穂 × 『広辞苑』編集者 平木靖
「ことば」の限界を知らないといい文章は書けない。いい文章に限らず、いい映像、いい器など、いいものをつくるには、「ことば」への解像度が欠かせない。時代によって変わる「ことば」への豊かな眼差しを持つことができれば、その時代にあったいいものがつくれるのではないだろうか。時代を超えて文化として残るものがつくれるのではないだろうか。時代と併走する「ことば」をつぶさに観測してきた言語学者の金田一秀穂氏と、『広辞苑』編集者である平木靖成氏に、「ことば」と「文化」、そして時代との関係性を聞い