見出し画像

IT批評家 尾原和啓 × 情報法制研究者 加藤尚徳 × デジタルシフトウェーブ 代表 鈴木康弘 〜 ECプラットフォーマーの社会的責任

『広告』流通特集号トークイベント 第4弾のお知らせ

『広告』流通特集号の発売記念トークイベントを企画していた今年の1月、とあるnoteの記事に行きあたりました。

その記事のタイトルは「Amazonとたたかいます。」でした。

穏やかではないそのタイトルの内容を見ると、以下のようなことが書かれていました。

・アマゾンをとおして購入したモバイルバッテリーが発火し自宅が火災にあった。
・中国のメーカーに損害賠償を求めたが、弁護士費用相当の見舞金は支払われたが火災の損害については賠償されなかった。
・そんななか、米国において似たようなケースで損害賠償の支払いをプラットフォーマーに命じる判決が出されたのを見て、日本でもこうした訴訟が認められるべきではないかと考え、アマゾンを相手取って訴訟を行なうこととした。
・裁判を通じて司法の判断を求め、その結果に基づいて国に消費者保護に必要な制度変更を求めようと考えている。
・消費者が適切に保護されるEコマース環境への寄与を目指している。

ちょうど流通特集号の制作を行なっていた昨年の7月、NHKの「クローズアップ現代+」で放送された「追跡!ネット通販の闇」を見て、編集部では同様の問題意識を持っていたこともあり、この記事を書いた加藤尚徳さんに連絡をとり、お話を伺いました。

加藤さん

加藤 尚徳(かとう なおのり)
通信系シンクタンクで、情報法制(プライバシー・個人情報等)を中心とした法制度や技術の調査・研究・コンサル業務に従事。2019年、情報処理学会「山下記念研究賞」受賞、デジタルフォレンジック研究会よりIDF優秀若手研究者として表彰。一般社団法人次世代基盤政策研究所理事・事務局長、放送大学客員准教授、理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員、神奈川大学および神奈川工科大学非常勤講師、慶應義塾大学SFC研究所上席所員。

お話をするなかで、アマゾンをはじめとするECプラットフォームのよりよい環境づくりに寄与したいという加藤さんの思いに共感し、このことについて議論するトークイベントを開催することにしました。

トークテーマは、「ECプラットフォーマーの社会的責任」。

いまや生活になくてはならない存在となったEC(イーコマース)。特に世界を代表するECプラットフォームであるアマゾンは、コロナ禍において一層その存在感を強めています。しかし一方で欠陥商品やフェイクレビュー、返品廃棄などの問題点が指摘されていることも事実です。

今回のトークイベントでは、そんなECプラットフォーマーとしてのアマゾンの問題点を洗い出し、メーカー、生活者、社会にとってよりよいECプラットフォームに必要な自浄作用や行政・立法への働きかけなどついて議論します。

加藤さんに加えてゲストに迎えるのは、デジタルシフトウェーブ代表であり『アマゾンエフェクト!』著者の鈴木康弘さん、IT批評家であり『アフターデジタル』『アルゴリズム・フェアネス』著者の尾原和啓さん。

鈴木さんには、『広告』流通特集号において、アマゾンの功罪に焦点をあてた「アマゾンがなくなる日」という記事で取材をさせていただきました。

鈴木さん

鈴木 康弘 (すずき やすひろ)
1987年富士通入社。96年ソフトバンク入社、営業、新規事業企画に従事。99年ネット書籍販売会社、イー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)設立、代表取締役社長就任。2014年セブン&アイHLDGS.執行役員CIO就任。15年同社取締役執行役員CIO就任。16年同社を退社、17年デジタルシフトウェーブ設立、代表取締役社長就任。SBIホールディングス社外役員、日本オムニチャネル協会会長、学校法人電子学園 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授を兼任。著書に『アマゾンエフェクト! ──「究極の顧客戦略」に日本企業はどう立ち向かうか』がある。

また、尾原さんは『アフターデジタル』(藤井保史さんとの共著)や『アルゴリズムフェアネス』などの著書をとおしてデジタルプラットフォームの最先端の潮流や付き合い方について発信を行なってきた方です。

このお3方が、巨大なECプラットフォーマーであるアマゾンの社会的責任について鋭く切り込みます。

尾原さん

尾原 和啓(おばら かずひろ)
IT批評家。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモ、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab、取締役)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、Google、楽天(執行役員)の事業企画、投資、新規事業に従事。経済産業省対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザーなどを歴任。著書に『アフターデジタル』(共著)、『アルゴリズム・フェアネス』など。

このイベントは、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSのオンラインイベントとして開催いたします。イベント参加チケットのほか、『広告』流通特集号とセットになったチケットもあるので、まだ雑誌がお手元にない方はぜひセットでお求めください。

Zoomを使用しての実施となります。ご参加いただけると幸いです。

『広告』流通特集号トークイベント 第4弾
IT批評家 尾原和啓 × 情報法制研究者 加藤尚徳 × デジタルシフトウェーブ
代表 鈴木康弘
〜 ECプラットフォーマーの社会的責任 


[日時]2021年3月5日(金) 20:00~21:30
[会場]WEB会議ツール「Zoom」を使用して実施
[主催]SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS
[チケット代]
 ①『広告』流通特集号+トークチケット ¥5,000(税込・送料込)
 ②トークチケット ¥1,650(税込)
[申し込み方法]下記のSBBSのウェブサイトより
https://www.shibuyabooks.co.jp/event/7227/


【その他の流通特集号トークイベント】

『広告』流通特集号に関わりの深いゲストをお招きしてトークイベントを開催します。

流通特集号トークイベント 第1弾
リテールフューチャリスト 最所あさみ × 経済学者 大垣昌夫 × 『広告』編集長 小野直紀
〜 小売業界が持つべき倫理観とは 

▶︎ 詳細はこちら
流通特集号トークイベント 第2弾
ビジネスデザイナー 江原理恵 × Takramディレクター 佐々木康裕 × わざわざ代表 平田はる香
〜 世界観を共有するコミュニティコマースの可能性

▶︎ 詳細はこちら
流通特集号トークイベント 第3弾
映画・音楽ジャーナリスト 宇野維正 × ビートインク宣伝担当 白川雅士 × 編集者/ライター 照沼健太
〜 激動の音楽業界をとおして見るコンテンツ流通の未来

▶︎ 詳細はこちら

【『広告』流通特集号 発売のお知らせ】

【編集長の巻頭メッセージを公開中】


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
雑誌『広告』

最後までお読みいただきありがとうございます。Twitterにて最新情報つぶやいてます。雑誌『広告』@kohkoku_jp

末吉 「果報は寝て待て」
12
いいものをつくる、とは何か? https://kohkoku.jp