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マルチプル社会に向けての、5つの「やさしい革命」 (永井元編集長イチオシ記事 #1)

世界を変える、自分が変わる。

個人も、社会構造も、多様性へと向かうマルチプル社会。
要は、みんなが今以上に好き勝手なことをやって、
社会の仕組みはもっと複雑になっていくわけで、
そんなことが本当に成立するのか? という疑問もあるでしょう。
その通りです。
実は、マルチプルな社会を実現するためには、〈革命〉が必要なんです。
革命。物騒な言葉ですよね。
でも。そもそも、革命というのは、
今までの延長線上にはない不連続的な思考と行動だと考えれば、
一人ひとりが、ちょっとだけキモチを切り替えるだけで出来る
〈やさしい革命〉ということだってあるはず。
編集部では、これから到来するであろうマルチプル社会のために、
私たち一人ひとりができる
5つの〈やさしい革命〉を提案していきたいと思います。

やさしい革命1
「縁」でつながろう

未成熟な近代的個人主義を「縁」の中で乗り越えていく革命。「縁」による古くて新しいコミュニティとは? 自己責任で独立して生きるのではなく、太い地下水脈であちこちの他人とつながり、助ける・助けられる「縁」のなかでこそ生きる人。そんな「縁」と個人の豊かさの具体像を描いてみた。

やさしい革命2
創造的になろう

必ずしも産業に依存しない生活を営むための革命。つくることとは、生きること。閉塞感から人を開放し、生きる喜びや豊かさを与える営み。ますます求められる多様性や持続可能性に応えながら、自ら動き、人と出会い、自分なりの視座を持つことがこれからの創造的な営みの源泉になってくれる。

やさしい革命3
今を充実させよう

「成長」から「定常」へと時間のモードを切り換えるための革命。今、身近で幸せを見つける。将来のために今を犠牲にするのではなく、自分のまわりにいる人との今の幸せを大切にする。そんな価値観を「コンサマトリー」という。今を大事にしていくことの先に、未来を生きるヒントがある。

やさしい革命4
オープンになろう

「同質性が高い」といわれる日本社会が自然な形で変わっていくための革命。同質の良さを生かしつつ、どうやって多様性を受け入れていくのか。そのために他者との間の「壁」をいかにコントロールするか。オープンな精神、建築に見る境界、著作権、オープンソース、4つのレベルで考えてみた。

やさしい革命5
よりどころをつくろう

「縁」でつながろう、創造的になろう、今を充実させよう、オープンになろう── これらのアクションは、よりどころなくして起こせない。これからのよりどころは、自分と違う価値観を許容し、自分なりの尺度をもって、自分らしく生きることでつくられる。


撮影:三部正博
撮影協力:山田浩司、所沢航空記念公園、(株)カウンタック、(株)ダイプロ、( 有)タイレル、(株)博報堂プロダクツ


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 『広告』2012年1月号 vol.388
 特集「やさしい革命」
 ▶ こちらよりご覧ください

※2012年1月20日発行 雑誌『広告』vol.388 特集「やさしい革命」より転載。記事内容はすべて発行当時のものです。

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