マガジンのカバー画像

『広告』リニューアル創刊記念イベント

9
『広告』リニューアル創刊号に関わりの深いゲストをお招きして開催するトークイベントについての情報をお知らせします。
運営しているクリエイター

記事一覧

広告、雑誌、デザインのこれから

アートディレクター 上西祐理 × 編集者 河尻亨一 ×『広告』編集長 小野直紀 『広告』リニューアル創刊記念イベントレポート 雑誌『広告』リニューアル創刊を記念して開催された、編集長・小野直紀によるトークイベント。今回は、8月6日に本屋 B&Bにて行われたアートディレクター・上西祐里さん、編集者・河尻亨一さんとのトークをお届けします。河尻さんに司会進行役となっていただき、それぞれの立場から見た雑誌『広告』について、また広告・雑誌・デザイン業界が抱える課題や未来へについて語り

生活をとりまく「価値あるもの」へのまなざし

『暮しの手帖』編集長 澤田康彦 × 『広告』編集長 小野直紀 『広告』リニューアル創刊記念イベントレポート 雑誌『広告』リニューアル創刊を記念して開催された、編集長・小野直紀によるトークイベント。今回は、7月27日に京都の恵文社で行われた『暮しの手帖』編集長・澤田康彦さんとのトークをお届けします。リニューアル創刊号において「花森安治の『紅いバッグの話』」という記事を寄稿してくださった澤田さん。『暮しの手帖』初代編集長の花森さんの伝説的なエピソードや、「価値あるもの」を見極

文化人類学は「ものの価値」を再構築できるか

文化人類学者 松村圭一郎  × 『広告』編集長 小野直紀 『広告』リニューアル創刊記念イベントレポート 雑誌『広告』リニューアル創刊を記念して開催された、編集長・小野直紀によるトークイベント。今回は、7月29日に青山ブックセンター本店で行われた文化人類学者・松村圭一郎さんとのトークをお届けします。リニューアル創刊号の巻頭記事である「価値と人類」の対談取材において、3時間以上にわたって小野編集長の問いに答えてくださった松村さん。しかし、テーマが“ものの価値とは?”という壮大な

「価値あるもの」を生み出し続けるために

映画監督 塚本晋也  ×『広告』編集長 小野直紀  『広告』リニューアル創刊記念イベントレポート 雑誌『広告』リニューアル創刊を記念して、編集長の小野直紀が4回にわたり創刊号に縁あるみなさまとトークイベントを開催しました。ここでは、7月31日に無印良品 銀座店で行われた映画監督・塚本晋也さんとのトークの模様をお届けします。「いいものをつくるとは、何か?」。この新『広告』の全体テーマが生まれたのは、映画『野火』のドキュメンタリーで小野が目にした塚本監督の姿がきっかけのひとつで

アートディレクター 上西祐理 × 編集者 河尻亨一 × 『広告』編集長 小野直紀〜広告、雑誌、デザインのこれから

『広告』リニューアル創刊記念イベント 第4弾のお知らせ 7月24日に発売される雑誌『広告』のリニューアル創刊号。 今回のリニューアルにあたり、内容はもちろん、全体のテーマやかかわるメンバー、装丁まですべてが一新されました。 ゼロからつくりあげるということは、編集長にとって魅力的であった一方、検討すべき点も山ほどありました。 70年以上の歴史をもつ雑誌ではあるけれど、いまの時代、紙媒体という形がふさわしいのか。そうした大前提から議論は始まったのです。 そのスタート段階から

映画監督 塚本晋也 × 『広告』編集長 小野直紀〜「価値あるもの」を生み出し続けるために

『広告』リニューアル創刊記念イベント 第3弾のお知らせ 「いいものをつくるとは、何か?」 これは、雑誌『広告』のリニューアルにあたり設定した全体のテーマです。プロダクト開発に特化した博報堂のクリエイティブチーム「monom(モノム)」の代表を務め、自らも“つくり手”としてものづくりに取り組む小野編集長にとって原点回帰とも言えるこのテーマ。 なぜこの問いが生まれたのか? そのキーパーソンのひとりが、映画監督の塚本晋也さんです。 塚本 晋也(つかもと しんや) 映画監督

文化人類学者 松村圭一郎 × 『広告』編集長 小野直紀〜文化人類学は「ものの価値」を再構築できるか

『広告』リニューアル創刊記念イベント 第2弾のお知らせ 『広告』リニューアル創刊号の特集は、「価値」。そう決めたとき、最初にぶつかった壁が「そもそも価値って何だっけ?」という根本的な疑問でした。人はどうやって価値を感じるのか。その「そもそも」を明らかにしたいけれど、どうすればいいのだろうか。この壮大なテーマに突破口を与えてくれる人はいないか……と悶々としていたときに出会ったのが、文化人類学者の松村圭一郎さんでした。 松村 圭一郎(まつむら けいいちろう) 1975年、熊本

『暮しの手帖』編集長 澤田康彦 × 『広告』編集長 小野直紀〜生活をとりまく「価値あるもの」へのまなざし

『広告』リニューアル創刊記念イベント 第1弾のお知らせ 花森安治さんという方をご存じでしょうか? ていねいで美しい暮らしを70年以上提案し続けている雑誌、『暮しの手帖』の初代編集長です。 雑誌『広告』のリニューアル創刊号では、花森さんが1952年に書いた「ものの価値」にまつわるエッセイを取り上げています。そして、そのエッセイに重ねるかたちで、『暮しの手帖』の現編集長である澤田康彦さんに寄稿いただきました。 時代を経ても色褪せない物事の本質を見抜いた花森さんのエッセイと、澤