感性を刺激する本とグッズが並ぶ「金沢21世紀美術館 ミュージアムショップ」
編集部員の全国書店開拓ノート24
販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。
金沢21世紀美術館 ミュージアムショップ @石川県金沢市
金沢駅からバスに乗り約10分、街の中心地に金沢21世紀美術館はあります。誰もが気軽に立ち寄れる「まちの広場」がコンセプトになっているらしく、全面ガラスの建物の周りには思わず寝ころびたくなるような芝生が広がっていました。
この日は気持ちのいい快晴。約束の時間より少し早めに到着したので、芝生に設置された、ラッパのようなオブジェ(フロリアン・クラール『アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3』2004年 金沢21世紀美術館蔵)をのぞいたりしながら外をぐるりと一周し、館内へ。光がいっぱい差し込む明るい館内を進み、有名なレアンドロ・エルリッヒのスイミング・プールの展示をすぎたところに、ミュージアムショップがありました。
ミュージアムショップはふたつのスペースに分かれていて、ひとつは展示関連のカタログやデザイン・アート系の書籍、ミュージアムショップのオリジナルグッズなどが置いてあります。もうひとつは企画スペースで、このときは「食フェア」が開催中。魚介や野菜の箸置きなど、美味しそうなグッズが並んでいました。
ミュージアムショップ 撮影:池田ひらく 提供:金沢21世紀美術館
たくさんのお客さんで賑わっているなか、書籍担当の黒田さんはとても丁寧にお話を聞いてくださいました。『広告』のリニューアル創刊号は、装丁や価格など尖っている印象が強く取り扱いを見送ったけれど、とても気になっていたし、発売後は友人の間でも話題になっていた、とのこと。
最新号のご説明をしたところ、「著作」というテーマは美術館で扱うにはとても合っているし装丁もショップ内に置くのにマッチする、と取り扱いいただけることになりました。
商談後「よかったら館内の展示も見ていってください」とお声がけいただいたのですが、次の予定が迫っていたため泣く泣く断念。ずっと来たかった場所だったので、必ず時間をつくってまた来よう! と思いました。
金沢21世紀美術館 ミュージアムショップ 探訪メモ
「世界の食品 ダイヤモンド」の近江町コロッケ
金沢市民の台所、近江町市場内にあるスーパー「世界の食品 ダイヤモンド」の名物コロッケ。ランチに何か金沢らしいものを食べたいと市場内を歩いていたところ、すれ違う人の多くがコロッケを手にしている……揚げ物フリークの私は「これは食べねば!」と、いろんな種類のなかから「甘えびコロッケ」を購入。ぷりぷりのえびが入った揚げたては特別な美味しさ! この日はすぐに買えましたが、いつもは行列ができているのだそう。
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文:『広告』編集部・宮脇
金沢21世紀美術館 ミュージアムショップ
金沢21世紀美術館内にあるミュージアムショップ。ふたつのスペースに分かれており、shop1は展示関連のグッズやカタログ、アート・デザイン系の本などが並び、shop2は様々なフェアを展開するスペースとなっています。ほかにも美術館オリジナルグッズや金沢伝統工芸を取り入れたグッズなども豊富で、お土産探しにもぴったりなショップです。
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