京大生が集う憩いの空間「京都大学生協 ショップルネ」
編集部員の全国書店開拓ノート22
販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。
京都大学生協 ショップルネ @京都府京都市
京阪本線出町柳駅から歩いて約10分。京都大学の吉田キャンパス・西部構内にショップルネはあります。3つあるキャンパスのなかで吉田キャンパスはもっとも広く、左京区吉田本町にあることから「吉田地区」と呼ばれているそう。
少し迷いながらもたどり着き、店内へ。スーツ販売コーナーやサービスカウンターをとおり過ぎた奥が書籍コーナー。担当の石橋さんは柔らかい雰囲気の方で、笑顔で迎えてくださいました。
ショップルネさんは、リニューアル創刊号でもお声がけしたけれど、その際は1円(税込)という価格が京都大学生協の販売方法と合わず、取り扱いがなかった書店さん。
最新号のテーマや内容に関してご説明すると、「著作権の問題やオリジナリティのことなど幅広いテーマを扱っているし、吉田キャンパスには法学部、経済学部などがあるので、ここの学生に合っていると思う」と。今回は価格も問題なく、取り扱いができることをとても喜んでくださいました。
雑誌コーナーの新刊・話題書を置く場所に、最新号のオリジナル版とコピー版を並べてもらえることに。「コピー版の意図をどうやってわかりやすく学生に伝えようか」「POPは作成するのですか?」など質問をいただき、売り場のことを熱心に考えてくださっているんだなと嬉しくなりました。
帰る際、ここに来るまでに構内で少し迷ってしまったとお伝えしたところ、出口から駅までの方向を丁寧に教えていただき、無事に次に向かうことができました。
お邪魔したときは授業がない時期だったため人が少なかったのですが、普段はたくさんの学生さんで賑わっているそう。このときは、ゆっくり構内を歩くことはできなかったので、今度は季節のいい時期に、またお邪魔できたらと思いました。
京都大学をあとにしてから、歩いて15分ほどのところにある賀茂御祖神社(通称:下鴨神社)に向かいました。この神社、実は編集部にとって思い出の場所なのです。
下鴨神社には、足つけ神事(みたらし祭)といって毎年土用の丑の日に無病息災を祈るお祭りがあるのですが、昨年のリニューアル創刊号の発売イベントで京都を訪れた際、編集部全員でその神事に参加。みんなでろうそくを持って境内にある御手洗池に膝まで浸し、無病息災をお祈りしました。
昨年は、御手洗祭の最終日だったこともあって境内は大賑わいでしたが、今回は人も少なく、とても神聖な雰囲気。2号目が無事にできたことを報告し、京都をあとにしました。
京都大学生協 ショップルネ 探訪メモ
「阿闍梨餅本舗 京菓子司 満月」の阿闍梨餅
京都大学吉田キャンパスから歩いて数分のところにある、京都の銘菓、阿闍梨餅で有名な「満月」の本店では、つくりたての阿闍梨餅が食べられるんです! 時間が経ってからでも美味しいのですが、温かい阿闍梨餅は格別な美味しさ。編集部のメンバーも大好物で、お土産に買って帰りました。
▶︎ お店のHPはこちら
文:『広告』編集部・宮脇
京都大学生協 ショップルネ
京都大学吉田キャンパス西部構内の西部会館1階にあり、書籍、カフェからパソコンコーナー、クリーニングなど学生生活には欠かせないものが揃っている生協ショップです。カフェテリアのパフェは有名で大人気。季節限定でいろんなパフェも楽しめるのだそう。
▶︎ 詳しい情報はこちら
※状況に応じて一時休業または営業時間が変更になる場合があります。詳細はリンク先よりご確認ください
最後までお読みいただきありがとうございます。Twitterにて最新情報つぶやいてます。雑誌『広告』@kohkoku_jp