展覧会&トークイベント雑談『広告』を開催します
こんにちは。『広告』編集長の小野です。
正式にいつ終わるか曖昧だったのですが、6月末で雑誌『広告』編集長を退任することにしました(多少の残作業はありますが)。その後のことはまだはっきりとは決めていないのですが、その前に編集長として最後(たぶん)のお知らせをさせてください。
この5年間の集大成?として、6月9日(金)〜18日(日)に『広告』の展覧会&トークイベントを開催することになりました。
タイトルは「雑談『広告』」です。
これまでに刊行してきた『広告』の記事や装丁、販売方法などの企画の背景には、執筆者や編集者、デザインチームとの数えきれない「雑談」がありました(デザインチームの場合は、打ち合わせが毎回4〜5時間あって、そのうち半分以上は関係ない雑談をすることもたびたび)。
様々な領域の方々との「雑談」のなかには、学びや発見がたくさんあって、それらが結びついていろんな企画や内容に繋がっていきました。誌面には載っていないけど、心に留めておきたい大事な考え方にも出会ったりしました。
そんな「雑談」の様子や、思わぬ視点の種が出てくる瞬間を共有できればと思い、「雑談『広告』」と題した展覧会&トークイベントを開催することにしました。
会場は、普段は関係者しか入れない博報堂の会議室です。社員はもちろん、競合他社の方でも学生でもどなたでも来場できます(社外の方は、受付時に館内行動に関する誓約書にご署名いただきます)。
10日間の会期中、各号の制作の裏側を展示するとともに、様々な領域のゲストを迎えて、「いいものをつくる、とは何か?」を思索する「雑談」をノンストップで行ないます。
アーティスト、映画監督、エンジニア、クリエイティブディレクター、劇作家、建築家、コピーライター、写真家、ジャーナリスト、デザイナー、哲学者、バイヤー、評論家、ブックコーディネーター、文化人類学者、文筆家、編集者、ライターなど総勢40名以上の参加が決定しています。
登壇者やテーマなどの詳細は下記の展覧会ウェブサイトをご覧ください。
僕は、すべての「雑談」に参加します。また、事後で、公開可能な内容のみに編集した音声アーカイブをポッドキャストで配信予定です。一部アーカイブなしの「雑談」もあります。
そして、最後にもうひとつお知らせがあります。
開催にさきがけて、現体制下で刊行した『広告』全5号6冊セットを限定100部で本日発売しました。形状の異なる各号がぴったり入る収納BOX付きです。販売は限定100部で、再販は行ないません。
収納BOXは、福永紙工さんに制作いただきました。一見シンプルな箱なのですが、細かいところがとても丁寧に設計されています。
下記から購入できるので、興味ある方はぜひ!
そして、この全号セットを、展覧会&トークイベントの来場者のなかから抽選で100名様にプレゼントします。
会期中は、ずっと会場にいます(雑談してます)。みなさまのご来場、お待ちしています!
最後までお読みいただきありがとうございます。Twitterにて最新情報つぶやいてます。雑誌『広告』@kohkoku_jp