多国籍の学生たちが集う「立命館生活協同組合 リンクショップ」
編集部員の全国書店開拓ノート23
販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。
立命館生活協同組合 リンクショップ @滋賀県草津市
JR南草津駅からバスで約15分。立命館大学びわこ・くさつキャンパスに到着。このキャンパスは琵琶湖の南東、滋賀県が整備を進める「びわこ文化公園都市」の一角にあります。広さはなんと61万㎡! 大学というよりひとつの街のような雰囲気です。
授業のない時期だったのでキャンパス内には人が少なかったのですが、おしゃれなキッチンカーやイカ焼きのワゴンなども出ていて、学生らしき人たちがランチを買っていました。
大学生協が運営するリンクショップは、キャンパスプロムナードと呼ばれる大きな道をまっすぐ進むと左側に見えてくる、リンクスクエアという建物の1階にあります。
リンクショップは、書籍、パソコン、資格の窓口など、大学生活に役立つものがひととおりそろうショップ。担当の山田さんは、俳優の鈴木亮平さん似のさわやかな方で、この日はあまりお時間がないなか、真剣にお話を聞いてくださいました。
前回のリニューアル創刊号は、京都にある衣笠キャンパスの「ブックセンターふらっと」でお取り扱いいただいたのですが、山田さんは事前にそのご担当者の方に話を聞くなど、とても関心を持ってくださっていました。
最新号のご説明をさせていただいているあいだ、山田さんは何か考えを巡らせているような表情に。その訳を伺うと「立命館は学生数も多い大学で、学生も先生方も多国籍。パクリなどのワードが入った記事がどう受け止められるだろうか」と、内容が気になったとのこと。「前向きに検討するけれど、最終的な返事は記事を読んでからにしたい」ということで、この日は保留に。後日、実際に記事を読んでいただき、お取り扱いが決まりました。
帰り際、「発売、楽しみにしています!」と笑顔で見送ってくださった山田さん。バス停に向かう途中、大きな学食があったのでのぞいてみると、ちょうどお昼どきだったからか学生さんたちが集まっていました。それを見て、できるだけ多くの学生さんに『広告』を手にとってもらえたらいいな、と思いながらキャンパスをあとにしました。
この日は時間に余裕があったので、帰る前に少し滋賀県を堪能することに。そういえば、関西出身の編集部員が「琵琶湖の北側に竹生島(ちくぶじま)というパワースポットがある」と言っていたなと思い出しました。
近くであれば行けるかなと思ったのですが、さすが日本最大の湖、高速を使っても1時間半はかかることが判明し、断念……。
ちなみに、竹生島は国宝や重要文化財になっている建築物がたくさんあり、島全体がパワースポットと言われている島。なかでも竹生島神社は、「かわらけ投げ」が有名。土器(かわらけ)に願い事を書いて投げ、そのかわらけが鳥居をくぐると願いが叶うとされています。
とあるドラマでかわらけ投げしているのを見たことがあり、神社仏閣が好きな私としてはやってみたい! と思っていたので、次に来るときはぜひとも足をのばしてみたいです。
立命館生活協同組合 リンクショップ 探訪メモ
「パイン株式会社」のパインアメ工場
編集長の大好物で、編集室に常備されているパインアメ。立命館大学へ向かうバスのなかで何気なく外を眺めていると、「パインアメ」の赤い文字が! パインアメ工場がすぐ近くにあったのです。行きたいと思い調べたところ、工場見学などはやっていないよう(でもホームページでバーチャル工場見学ができました)。ちなみに本社は大阪にあるそうです。
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文:『広告』編集部・宮脇
立命館生活協同組合 リンクショップ 書籍コーナー
立命館大学びわこ・くさつキャンパスのリンクスクエア内にあり、書籍、パソコン、資格の窓口など、学びに関することが揃っているショップです。「立命館」とは孟子の盡心章(じんしんしょう)の一節にちなんだ名称で、人間がその本分をまっとうするための場所を意味しているそう。
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