見出し画像

スパイス香る古民家で出会う雑貨と本「small works apartment. hen」

編集部員の全国書店開拓ノート35

販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。

small works apartment. hen @奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市にあるとほんさんをあとにし、店主の砂川さんがおすすめしてくれた「K COFFEE」さんでひと休みすることに。ガソリンスタンドの跡地を利用したレトロなお店の前には、お客さんが談笑しながらコーヒーを楽しんでいます。メニューのなかからカフェラテを選び、ベンチでほっこり。おいしいなぁ、と浸っていると急に大雨が……!予報にはなかった雨で、傘を持っていない。店主さんに「雨が止むまでゆっくりしていきや」と優しいお言葉をいただいたので甘えることに。お店には私と同じように雨宿りされている方が数人いて、いつの間にかみんなでおしゃべりタイムに。

画像3

自然と簡単な自己紹介が始まり、私は雑誌の販路開拓を担当していて、全国を回っていることをお話しました。すると、お店にあるコーヒー豆自販機を修理していたお兄さんが、どんな雑誌なのかとても興味があるとのこと。リニューアル創刊号の詳細をお伝えすると「『広告』、もちろん知ってます。うちのお店で扱うことはできないでしょうか」と。このお兄さん、修理屋さんではなくご近所のセレクトショップを営む方で、その名もベンジャミンさん。お店の概要などを教えてくださったのですが、言葉で伝えるよりもお店はすぐそこなのでぜひ、とK COFFEEのすぐ裏にある店舗に案内してくださいました。

お店の名前は「small works apartment. hen」。ガラスの戸をあけると、1階はカフェ。いい味が出ている木の柱、ところどころに飾られた植物や雑貨たちに温かみを感じます。2階は奥さまセレクトの食器や衣類などが並びます。素敵だ!

画像2

ベンジャミンさんは、お店では今後、書籍や雑誌を扱っていこうと思っていたところで、以前から気になっていた『広告』をぜひお店に置いてみたいと熱心に語ってくださいました(世界で1,000冊しか発行されない『PLETHORA MAGAZINE』の取り扱いも検討されているそう!)。素敵なお話に感動しながら、いったんお返事は編集部に持ち帰らせてもらうことに。

数日後の編集部会議で、奈良県でこんな出会いがあり、今まで書籍や雑誌の扱いはないけれどぜひ置いてみたいと言ってくれているお店があることを話すと、編集長はじめ、編集部全員が「ぜひお願いしよう!」と満場一致。今までとは違った出会い方をしたお店に熱心に扱いを望んでもらえたこと、編集部のみんなが賛成してくれたこと、とても嬉しかったです。

出会いの場になったK COFFEEを紹介してくださった、とほんの店主・砂川さんにお礼のメールをすると”K COFFEEは他愛のない話をするには最高の場所ですね。……大和郡山まで足を運んでいただいたことが無駄にならずよかったです” と温かいお返事をくださいました。他愛のない会話から思いもよらない嬉しい展開に発展し、実際に現地まで出向くことの大切さを改めて感じました。

ちなみにsmall works apartment . hen のカフェではプリン、ドーナツなどのスイーツのほかに、海老や牛すじ、野菜など日によって具材が違うスパイスたっぷりのカレーもいただけるそうです。カレーが気になる!


small works apartment. hen探訪メモ

K COFFEE
2014年にオープンしたコーヒースタンド。もともとはコーヒーが苦手だったという店主の森さんが、飲みやすいものを求め自家焙煎を始めたそう。ガソリンスタンドをリノベーションしたお店で、気さくな森さんがコーヒーを淹れてくれます。敷地内にある珈琲豆自動販売機では24時間年中無休で豆を買うことができ、私はお湯に浸すタイプの「ちゃっぽんコーヒー」を自分のお土産に購入しました。▶︎お店のHPはこちら

画像3

文:『広告』編集部・大塚

small works apartment. hen
2018年に奈良県大和郡山市にオープン。築80年の古民家を改装した店舗には、食器からアンダーウエアまで日々の暮らしに加えたくなる雑貨が並びます。カフェではオリジナルブレンドのコーヒーをいただくこともできます。ちなみにお店の名前であるhenは雌鶏のことで、“たまごから生まれたてのひよこ”“小さな仕事を育む場所”という意味があるんだそう。お休みが不定期なので訪れる際はInstagramなどをチェックしてみてください。
▶︎ 詳しい情報はこちら

※状況に応じて一時休業または営業時間が変更になる場合があります。詳細はリンク先よりご確認ください


他の開拓ノートを見る
『広告』最新号(特集:著作)発売のお知らせ


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

最後までお読みいただきありがとうございます。Twitterにて最新情報つぶやいてます。雑誌『広告』@kohkoku_jp

大吉 「竜の雲を得る如し」
82
いいものをつくる、とは何か? https://kohkoku.jp

こちらでもピックアップされています

編集部員の全国書店開拓ノート
編集部員の全国書店開拓ノート
  • 36本

『広告』の編集部員が全国の書店に足を運んで販路開拓を行なった記録を、順次公開していきます。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。