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【『広告』虚実特集号・発売記念】 「虚実」を思索する5つのトークイベントを開催!

3月1日に発売された『広告』虚実特集号ですが、装丁に込めたしかけや特別企画、そして内容について様々な反響をいただいています。まだ、実物を見ていないという方はぜひ全国の書店Amazonでのご購入をお願いします!

さて、このたび『広告』虚実特集号の発売を記念して、様々な領域の豪華ゲストをお招きして、5つのオンライントークイベントを開催いたします。

誌面で扱いきれなかったテーマやより深堀りたいテーマなど「虚実」にまつわる思索をさらに深めていきます。

ぜひご参加ください。

#1 【3/16開催】 デザインにおける物理と非物理の間

グラフィックデザイナー 上西祐理 × 建築家 大野友資 × ウェブデザイナー 田中良治

虚実号_トーク_物理

建築やグラフィックをはじめ様々な領域のデザインにおいて、コンピューターで制作することがあたりまえになった現代。デジタルメディアや仮装空間のなかで、いかに物理的な体験や感覚をつくるか。反対に、物理的なものや空間に、いかに物理を超えた体験を生み出すか。グラフィックデザイナーの上西祐理さん、建築家の大野友資さん、ウェブデザイナーの田中良治さんを迎えて、デザインにおける物理と非物理の間の可能性について語り合います。

開催概要
[日時]2022年3月16日(水)20:00〜21:30
[主催]SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS
[形式]Zoomウェビナーでのライブ配信
[参加料金]
 ①配信参加:¥1,650(税込)
 ②配信参加 +『広告』虚実特集号:¥3,000(税込・送料込)
[お申し込み]https://spbs20220304.peatix.com

<登壇者>
上西 祐理(うえにし ゆり)
アートディレクター、グラフィックデザイナー。1987年生まれ。東京都出身。2010年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業、同年電通入社。2021年独立。 ポスター、ロゴなど単体の仕事から、ブランディングやキャンペーン、映像、空間、本、雑誌など仕事は多岐にわたる。趣味は旅と雪山登山。旅は現在42カ国達成。

大野 友資(おおの ゆうすけ)
1983年ドイツ生まれ。建築家。DOMINO ARCHITECTS代表。東京大学大学院建築学修了。カヒーリョ・ダ・グラサ・アルキテットス(リスボン)、ノイズ(東京/台北)を経て2016年独立。建築からアプリまで、様々なものごとをデザインの対象として活動している。2011年より東京藝術大学非常勤講師を兼任。

田中 良治(たなか りょうじ)

ウェブデザイナー。1975年三重県生まれ。同志社大学工学部および岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー卒業。2003年セミトランスペアレント・デザイン設立。主な活動に、「オープンスペース」2008、2015/NTTインターコミュニケーションセンター、セミトランスペアレント・デザイン「退屈」/ギンザ・グラフィック・ギャラリー、「光るグラフィック展」1、2/クリエイションギャラリーG8の企画・キュレーションなどがある。武蔵野美術大学教授。

<モデレーター>
小野 直紀(おの なおき)
『広告』編集長。クリエイティブディレクター/プロダクトデザイナー。2008年博報堂に入社後、空間デザイナー、コピーライターを経てプロダクト開発に特化したクリエイティブチーム「monom(モノム)」を設立。社外では家具や照明、インテリアのデザインを行うデザインスタジオ「YOY(ヨイ)」を主宰。2019年より博報堂が発行する雑誌『広告』の編集長を務める。Twitter:@ononaoki


#2 【3/19開催】 続・虚実と世界 〜 アニミズムと世界認識

哲学者 清水高志 × 『広告』編集長 小野直紀

虚実号_トーク_世界

『広告』最新号の巻頭対談「虚実と世界」に登場した哲学者・清水高志さんを迎え、『広告』編集長・小野直紀と再び対談を行ないます。巻頭での対談や、清水さんの近著『今日のアニミズム』(以文社)の内容も踏まえつつ、哲学や文化人類学の観点から現代における世界認識のあり方について話を伺います。

開催概要
[日時]2022年3月19日(土) 19:00~20:30
[主催]青山ブックセンター
[形式]Zoomウェビナーでのライブ配信
[参加料金] ¥1,540(税込)
[お申し込み]https://aoyamabc.jp/products/koukoku416

<登壇者>
清水 高志 (しみず たかし)

東洋大学教授。井上円了哲学センター理事。専門は哲学、情報創造論。主な著書に『実在への殺到』(水声社、2017年)、『ミシェル・セール──普遍学からアクター・ネットワークまで』(白水社、2013年)。主な訳書にミシェル・セール『作家、学者、哲学者は世界を旅する』(水声社、2016年)、G.W.ライプニッツ『ライプニッツ著作集 第Ⅱ期 哲学書簡──知の綺羅星たちとの交歓』(共訳、工作舎、2015年)など。共著に『今日のアニミズム』(以文社、2021年)などがある。

小野 直紀(おの なおき)
『広告』編集長。クリエイティブディレクター/プロダクトデザイナー。2008年博報堂に入社後、空間デザイナー、コピーライターを経てプロダクト開発に特化したクリエイティブチーム「monom(モノム)」を設立。社外では家具や照明、インテリアのデザインを行うデザインスタジオ「YOY(ヨイ)」を主宰。2019年より博報堂が発行する雑誌『広告』の編集長を務める。Twitter:@ononaoki


#3 【3/28開催】 現代の広告における虚実皮膜とは

クリエイティブディレクター 清水恵介 × 福部明浩 × 細川美和子

虚実号_トーク_広告

近松門左衛門が提唱した芸術論「虚実皮膜」。優れたクリエイティブは虚と実のあいだに存在する皮や膜のようなものだと言います。広告会社の役割や広告クリエイティブのあり方が様変わりしている現代において、広告における虚実皮膜とはどんなものなのか? 広告業界の第一線で活躍する3人のクリエイティブディレクターを迎えて議論を交わします。

開催概要
[日時]2022年3月28日(月)20:00〜21:30
[主催] 本屋B&B
[形式]Zoomウェビナーでのライブ配信
[参加料金]
 ①配信参加:1,650円(税込)
 ②配信参加 +『広告』虚実特集号(サイン入り):3,250円(税込)
 ③配信参加 +『広告』虚実特集号(サイン無し):3,250円(税込)
[お申し込み]https://bookandbeer.com/event/20220328_koukoku/

<登壇者>
清水 恵介(しみず けいすけ)
1980年生まれ。クリエイティブディレクター、アートディレクター、コンテンツディレクター。2009年TBWA HAKUHODO入社。2019年、THE FIRST TAKEを企画・クリエイティブディレクション。登録者数600万、総視聴回数18億回を超える。クリエイターオブザイヤー2018メダリスト、Campaign誌クリエイティブパーソンオブザイヤー2019、カンヌ金賞、NYADCグランプリ、ACCグランプリなど受賞多数。

福部 明浩(ふくべ あきひろ)

catchクリエイティブディレクター/コピーライター。TCC賞、ACC賞、ADC賞、広告電通賞など多数受賞。主な仕事に、カロリーメイト、日清のどん兵衛、淡麗グリーンラベル、麒麟特製レモンサワー、ホームタップ、クラシエHIMAWARI、Latte、漢方セラピー、日本マクドナルド、QUOカードpay、ユニクロなど。また、絵本を日本、中国、韓国で出版。「いちにちおもちゃ」「たべてあげる」など数冊を執筆。最新作は「いちにちじごく(PHP出版)」

細川 美和子(ほそかわ みわこ)

(つづく)クリエーティブ・ディレクター/ コピーライター。2021年末に電通を独立、クリエイティブ・ディレクター・コレクティブ(つづく)を設立。長く愛され続ける物語のあるブランド作りを志す。言葉を中心に、広告とPR、マスとソーシャルをかけあわせ、世の中といい関係を作るための挑戦を続けている。最近の仕事は、アテント「#常識をはきかえよう」、パンテーン「#この髪どうしてダメですか」、東京ガス「家族の絆シリーズ」など。国内外で受賞多数。海外賞も含め審査員を歴任。

<モデレーター>
河尻亨一(かわじり こういち)
編集者。1974年、大阪市生まれ。雑誌『広告批評』を経て現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰。取材・執筆から企業コンテンツの企画制作など、広告とジャーナリズムをつなぐ活動を行なう。評伝『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』(朝日新聞出版)で第75回毎日出版文化賞受賞(文学・芸術部門)。翻訳書に『CREATIVE SUPERPOWERS』(左右社)がある。


#4 【3/29開催】 行間〜描かないからこそ、見えるもの

歌人 枡野浩一 × コピーライター 小笠原健 

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あえて言葉にしないからこそ、見えるものがある。限られた文字数のなかで、世界や物語の広がりをつくる短歌や、企業や商品の魅力を伝えるコピーライティングは、言葉を削ったり捨てたりすることで生み出される「行間」の魅力が溢れている。「ない」からこそ「ある」、そんな言葉による表現の“虚実”について、歌人・枡野浩一さんとコピーライターの小笠原健さんが語り合います。

開催概要
[日時]2022年3月29日(火)20:00〜21:30
[主催] 博報堂『広告』編集部
[形式]動画共有サイトVimeoでのライブ配信
[参加料金]無料
[お申し込み]https://kohkoku416-talk4.peatix.com

<登壇者>
枡野 浩一(ますの こういち)
歌人。1968年、東京・西荻窪うまれ。広告会社勤務のコピーライター、音楽誌ライターなどを経て、1997年『てのりくじら』(実業之日本社)で歌人デビュー。高校の国語教科書に短歌代表作《毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである》が掲載中。短歌小説『ショートソング』(集英社)など著書多数。『ドラえもん短歌』(小学館)選者も。近刊は内田かずひろ氏の犬漫画を絵本化した共著『シロのきもち』(あかね書房より5月刊)。

小笠原 健(おがさはら たけし)

コピーライター、クリエティブディレクター。博報堂に入社後、TBWA\HAKUHODOを経て、2020年よりSIGNINGに所属。東京コピーライターズクラブ会員。ヤングライオンズフィルム部門日本代表。国内ブランド、グローバルブランドを問わず数多くの広告コミュニケーションを担当。また、3DCG女子高生Saya「1日転校生Saya」や「日付のないチケット」など、コピーを起点に様々なプロジェクトに携わる。


#5 【4/4開催】 『広告』虚実特集号の制作裏話

グラフィックデザイナー 上西祐理 × 加瀬透 × 牧寿次郎 × ARクリエイター 北千住デザイン

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『広告』の装丁デザインを担当する3人のグラフィックデザイナー、上西祐理さん、加瀬透さん、牧上寿次郎さんと『広告』虚実特集号の特別企画としてAR体験アプリを開発したARクリエイターの北千住デザインを迎え、『広告』虚実特集号の装丁や特別企画がどのようにつくられていったのか、完成にいたるまでの苦悩や迷走、想定外のトラブルなど、制作の裏側のすべてを振り返ります。

開催概要
[日時]2022年4月4日(月)20:00〜21:30
[主催] 博報堂『広告』編集部
[形式]動画共有サイトVimeoでのライブ配信
[参加料金]無料
[お申し込み]https://kohkoku416-talk5.peatix.com

<登壇者>
上西 祐理(うえにし ゆり)
アートディレクター、グラフィックデザイナー。1987年生まれ。東京都出身。2010年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業、同年電通入社。2021年独立。 ポスター、ロゴなど単体の仕事から、ブランディングやキャンペーン、映像、空間、本、雑誌など仕事は多岐にわたる。趣味は旅と雪山登山。旅は現在42カ国達成。

加瀬 透(かせ とおる)
1987年生まれ。グラフィックデザインやエディトリアルデザイン等のデザインワーク、 またグラフィックワークの制作・提供・展示を中心に活動。 近年の展覧会に「2つの窓辺」( CAGE GALLERY|2021 )等。受賞歴にJAGDA 新人賞2021等。

牧 寿次郎(まき じゅうじろう)
グラフィックデザイナー。1985年岡山生まれ。武蔵野美術大学卒業。デザイン事務所などを経て、東京にてフリーランス。おもな仕事に、展覧会や演劇の告知物、本や雑誌、カレンダーなど。デザイン以前の段階から、企画、造形やレイアウト、印刷といったプロセスにおいて独自性を探る。Photo: Go Itami

北千住デザイン(きたせんじゅうでざいん)
プログラマー/ARクリエーター。近年はAR(拡張現実)の領域で活動中。主な活動としてiOSアプリのMEISAIやMEISAIΣの開発、展示ではAUDIO ARCHITECTURE展やMediaAmbitionTokyoへの出展など。http://kitasenjudesign.com/

<モデレーター>
小野 直紀(おの なおき)
『広告』編集長。クリエイティブディレクター/プロダクトデザイナー。2008年博報堂に入社後、空間デザイナー、コピーライターを経てプロダクト開発に特化したクリエイティブチーム「monom(モノム)」を設立。社外では家具や照明、インテリアのデザインを行うデザインスタジオ「YOY(ヨイ)」を主宰。2019年より博報堂が発行する雑誌『広告』の編集長を務める。Twitter:@ononaoki


【『広告』虚実特集号 発売のお知らせ】

【編集長の巻頭メッセージを公開中】


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