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アート関連の本と雑貨が賑やかに並ぶ「コントルポアン」

編集部員の全国書店開拓ノート21

販路開拓のために編集部員が訪れた全国の書店。直接お会いしてわかった店主のみなさまの本に対する思いやご当地の魅力を綴ります。

コントルポアン @茨城県水戸市

水戸駅からバスに乗ること約10分。コントルポアンは茨城県の水戸芸術館内にあるミュージアムショップです。

今年開館30周年を迎えるという水戸芸術館は、現代美術ギャラリー、コンサートホール、劇場がある複合文化施設。吹き抜けのエントランスホールに入るとまず目に飛び込んでくる、大きなパイプオルガンがとても印象的です。

コントルポアンは中庭に面した1階にあり、水戸芸術館の現代美術ギャラリーで開催された展示のカタログやアート系の書籍、オリジナルグッズや雑貨を扱うショップ。

書籍担当の藤さんは以前から『広告』を読んでくださっていたのですが、昨年発売したリニューアル創刊号は手に入れられなかったとのこと。実物をお見せすると、銀色の表紙や記事の紙の手触り、文字のレイアウトに驚かれていました。

最新号の「著作」という特集テーマについてご説明したところ、「美術、音楽、演劇と様々な取り組みをしている水戸芸術館なら興味を持つお客様も多いと思ので、ぜひ置いてみたい」と、お取り扱いいただけることになりました。

商談のあと、企画展「アートセンターをひらくⅡ」(現在は終了)を鑑賞。その後、水戸芸術館のシンボルとして建てられた100mのシンボルタワーにも昇ってみました。正四面体を積み重ねた形の塔の内部にはガラス張りのエレベーターがあり、タワーの構造を見ながら一気に展望室へ。展望室の窓は斜めになっていて、なぜかまっすぐ立っていないような不思議な感覚に。足元がおぼつかず、中腰のまま1周しました。

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この日は雲ひとつない晴天だったので、真っ青な空を背景にタワーの写真を撮影。実は水戸を訪れるのはこれが初めてだったのですが、施設の周りを散策したり、駅で納豆のお菓子や干し芋を買ったり、出張という名の旅を満喫した1日でした。

コントルポアン 探訪メモ

「幸田商店」のほしいも
水戸駅にて、いばらき産業大賞も受賞している幸田商店さんの「ほしいも(べにはるか)」を購入。そのままでも美味しいのですが、少し炙ってから食べると、ねっとりと甘く絶品。ちなみに茨城県は、さつまいもの生産量日本一だそう。
▶︎ お店のHPはこちら


文:『広告』編集部・宮脇

コントルポアン
店名の「コントルポアン」とは、音楽用語の「対位法」からとられているそう。書籍担当の藤さん曰く「音楽・美術・演劇の3部門がある水戸芸術館のショップとして、それら要素の調和がとれた店づくりを目指しています」とのこと。総合アートショップのNADiffが運営しているということもあり、展覧会のカタログやCDの他にオリジナルグッズやアクセサリー、小物などおしゃれな商品もたくさん。雑誌『広告』を含め、水戸芸術館HP内のお問い合わせフォーム、もしくはショップのインスタグラムのDMより注文が可能です。
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※状況に応じて一時休業または営業時間が変更になる場合があります。詳細はリンク先よりご確認ください。

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