イベント2-01

文化人類学者 松村圭一郎 × 『広告』編集長 小野直紀〜文化人類学は「ものの価値」を再構築できるか

『広告』リニューアル創刊記念イベント 第2弾のお知らせ


『広告』リニューアル創刊号の特集は、「価値」。そう決めたとき、最初にぶつかった壁が「そもそも価値って何だっけ?」という根本的な疑問でした。人はどうやって価値を感じるのか。その「そもそも」を明らかにしたいけれど、どうすればいいのだろうか。この壮大なテーマに突破口を与えてくれる人はいないか……と悶々としていたときに出会ったのが、文化人類学者の松村圭一郎さんでした。

画像1

松村 圭一郎(まつむら けいいちろう)
1975年、熊本生まれ。文化人類学者。岡山大学文学部准教授。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や開発援助、海外出稼ぎなどについて研究。著書・編著に『うしろめたさの人類学』(ミシマ社)、『文化人類学の思考法』(世界思想社)、『基本の30冊 文化人類学』(人文書院)などがある。

松村さんの著書・編著である『うしろめたさの人類学』(ミシマ社)や『文化人類学の思考法』(世界思想社)を読んだ編集長は、文化人類学が複雑な世界を理解する手段になるのではと、松村さんに対談を申し込みました。そして、この対談が、リニューアル創刊号の一番最初の記事となったのです。

対談時間はゆうに3時間越えたのですが、それでも、まだ話しきれなかったことがある、対談を経て改めて気づいたことをもう一度、松村さんと会って深めていきたい……そんな思いから、今回のイベントが実現しました。

トークテーマは、「文化人類学は『ものの価値』を再構築できるか」。

「すべての物事は再構築できる」という “構築人類学”を提唱する松村さんと、「ものの価値とその再構築」について『広告』編集長の小野が様々な角度から語り合います。

ぜひご来場いただけると幸いです。

『広告』リニューアル創刊記念イベント 第2弾
文化人類学者 松村圭一郎× 『広告』編集長 小野直紀
〜文化人類学は「ものの価値」を再構築できるか


[日時]2019年7月29日(月)19:00〜20:30(18:30開場)
[会場]青山ブックセンター本店内・大教室
   (東京都渋谷区神宮前5丁目53−7)
[定員]50名
[入場料]1,500円
[申込み方法]青山ブックセンターの店頭または下記ウェブサイトより
http://www.aoyamabc.jp/event/kohkoku/


【その他のリニューアル創刊記念イベント】

雑誌『広告』リニューアル創刊号に関わりのあるゲストを招いてトークイベントを開催します。

リニューアル創刊記念イベント 第1弾
『暮しの手帖』編集長 澤田康彦 × 『広告』編集長 小野直紀
〜生活をとりまく「価値あるもの」へのまなざし

▶︎ 詳細はこちら
リニューアル創刊記念イベント 第3弾
映画監督 塚本晋也 × 『広告』編集長 小野直紀
〜「価値あるもの」を生み出し続けるために

▶︎ 詳細はこちら
リニューアル創刊記念イベント 第4弾
アートディレクター 上西祐理 × 編集者 河尻亨一 × 『広告』編集長 小野直紀
〜広告、雑誌、デザインのこれから

▶︎ 詳細はこちら

【新編集長の巻頭メッセージを先行公開】

7月24日に発売する雑誌『広告』のリニューアル創刊号。発売に先立って、小野編集長による巻頭メッセージを公開します。

いいものをつくる、とは何か?
▶︎ こちらよりご覧ください

最後までお読みいただきありがとうございます。Twitterにて最新情報つぶやいてます。雑誌『広告』@kohkoku_jp